どうも 医者になって張り切っていると思います。 さて麻酔科ローテでどんな本を呼んだら良いか考え中だと思います。 ワニコ書店に行ってもなにか雑然と本が積んであるだけで要するにどれが一押しなのかの情報が全くありません。
というわけで何冊か推薦します。 去年の研修医の皆さんに推薦したものと内容はほぼ同じです。 この分野一年で景色が替わるようなジャンプはありません。
日本語で書かれた麻酔の本の最高峰です。英語で書かれた本でもこれを凌駕するものは無いと断言できますので世界最高峰ということになりますね。 なので読んでください。
手技の本
「レジデントノート増刊 Vol.15 No.5 あらゆる科で役立つ! 麻酔科で学びたい技術〜手にとるようにわかる,麻酔の基本概念と手技・周術期管理のポイント,知っておくべき病態の知識」
のどちらか。
前者の方が一般的で無難。後者はすこしマニアック。とはいえ手技というのはいつかはできちゃうのでそうナーバスになる必要はありません。
ねじ子さんのシリーズも悪くありませんが応用に難点があります。そこら辺に転がっていますので自分では買う必要は無いのではないでしょうか
「麻酔科研修チェックノート 改訂第4版〜書き込み式で研修到達目標が確実に身につく!」
いわゆる讃岐本ですね。研修医の2/3には持っているのでないかという本です。 迷ったら買いましょう。でもこの通りにしているとぼくの様な心の狭い指導医に「怒られる」こともあるかもしれません。
呼吸関連を二冊
「人工呼吸に活かす! 呼吸生理がわかる、好きになる〜臨床現場でのモヤモヤも解決!」
二冊とも読んでください。
その他
これも二冊とも読んでください。
番外
試しに個々に書いてあることを指導医の先生に質問してみてください。どれくらいクリアな回答が得られるかな。
最後に 「麻酔科研修医 ポケット手帳」 売っていません。麻酔科をローテしたらもらってください。手術部の会議室に積んであります。
すごく役立ちます。
ワニコ書店にはリストを送りつけようと思っています。
それじゃ手術室で。
麻酔科 広田喜一 PHS(56362)