エフェドリン

エフェドリンを静脈内に全身麻酔中に血圧の上昇を意図して投与する事は以前では正式には認められない行為であり保険の適応も受けないという事になっていたと思いますが、ようやく改訂が行われたようです。変更前

■効能・効果■下記疾患に伴う咳嗽気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)脊椎麻酔時の血圧降下、鼻粘膜の充血・腫脹■用法・用量■ι-塩酸エフェドリンとして、通常成人1回25~40㎎を皮下または筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する

変更後

■効能・効果■下記疾患に伴う咳嗽気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)鼻粘膜の充血・腫脹麻酔時の血圧降下■用法・用量■ι-エフェドリン塩酸塩として、通常成人1回25~40㎎を皮下注射する。また、麻酔時の血圧降下には、通常成人1回4~8㎎を静脈内注射することができる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

麻酔中の血圧低下に静脈内投与してもいいと書いてありあります。めでたしめでたし。

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