図書館で借りました。
“患者のための医療情報収集ガイド (ちくま新書)” (北澤 京子)
患者が「医療情報」をどう集めるか、評価していくべきかのガイドということになります。
優れているのは’評価の仕方’の解説と第7章”経験の持つ価値”です。
とくに経験の持つ価値”で紹介されているDIPExの活動は知りませんでした。
懇切丁寧ですが,患者がここに書かれていることをすべて実践できればそこらへんの医療提供者はたじたじとなり場合によっては”要注意患者”と認識されてしまうかもしれません。
図書館で借りて読んだのですが自分でも一冊買おうと思います。
病院でも図書室ー小説や一般雑誌でけでなくーというか情報室を開いて研修医と看護師を代わりばんこに貼付けて患者さんといろんなこと話すようなことしたらいいのに。
家庭からネットにつないでPubmed、医中誌を検索しても肝心の論文本体にはアクセスできないです。
妙な研修より学ぶものが多いのでは。
本当は信頼できる医者がいたらその人に全部決めてもらいたいと思っています。
そのためには人格と医療技術ともに立派な医者を確保しておくことが重要なのですが…
”歎異抄”の親鸞の言葉に
「親鸞にをきては、たゞ念仏して弥陀にたすけられまひらすべしと、よきひとのおほせをかぶりて、信ずるほかに別の子細なきなり。念仏は、まことに浄土にむ まるゝたねにてやはんべるらん、また地獄におつべき業にてやはんべるらん、総じても存知せざるなり。たとひ法然聖人にすかさせまひらせて、念仏して地獄に おちたりとも、さらに後悔すべからずさふらふ。」
というのがあります。