昨日夕方雨の中河原町のジュンク堂にでかけました。
本屋に行くと読みたい本がたくさんありずぎて精神衛生上よくありませんね。
ブラックペアン1988(講談社文庫)も上・下買ってしまいさっき読み終わりました。バチスタがあまり面白くなかったので避けいていたのですがこれはおもしろいと思いました。
1000円以内で十分に時間が潰れました。
医学書コーナーの麻酔科学の棚に”麻酔の達人-実践麻酔手技免許皆伝-”という本がおいてありました。
見たことのある表紙だと思ったら”Anesthesia Unplugged”の翻訳でした。
ぼくは英語の方を以前に読みました。何でも翻訳だなと思いましたがこの会社はそれで儲けている会社なのですね。妥当なタイトルだと思います。タイトルのとおりにこれは手技のガイドです。その観点では、日本で出版されている他の手技書と特に変わるところはありません。でも大違いです。ぼくらが読んでも十分に役に立ちます。
Part5のEfficiency-villeに含まれる6章は、効率というか安全についての解説です。このpartは立ち読みしてでも読んでみるとよいと思います。
値段ですが日本語版は十分に安いです。医学書ですからとくに誤訳とかを気にする必要もないので英語が問題なら翻訳版でも良いかもしれませんというか十分です。訳がすこし鼻につきますが本質的な問題ではもちろんありません。難を言えば写真の解像度が原書に比較して低いような気がします。これも本質できな問題ではありませんが。
研修医には例の青いポケット本を読むならこっちを読んで欲しいと思います。良書のよい翻訳です。
amazon.co.jpでは品切れですね。ジュンク堂には何冊かおいてありましたが。
ついでに
ウエスト呼吸生理学入門:正常肺編
も研修医の先生方には読んで欲しいと思います。